長崎ペット火葬・ペット霊園
森の中のペット霊園
ペットのおはか
こんにちは。
森の管理人です!
今日も「余命宣告」されたペットちゃんの為に霊園に見学に来られた飼い主さん、事故で亡くなったペットちゃんのご予約を頂いたり、忙しくさせてもらっています。
さて、仕事観というか、いつも思っていることなんですが・・・
「なぜ、それをしているのか意識しているのか」と思うことがあります。
例えば、写真の大工さん。
何かのTV番組でもありますが、「YOUは何しているの?」と尋ねられたとき、
「木材をくっつけてるんだよ」
「屋根を作っているんだよ」
「家を作っているんだよ」
「家族の想いがこもった居場所を作っているんだよ」
どの意識で仕事するのかで、出来るものは全然違うと思います。
家族の想いや夢が詰まった家を作っている意識だと、屋根以外にも着眼点はあると思います。
お庭だったり、室内の空間だったり。
でも、屋根を作ってるという意識では
「屋根作ったら仕事は終わり」
でしかありません。
寂しいですね。
そういうのは。
僕がペット霊園を始めてから変わらず思っていることは、
「ペットの火葬をすることが仕事じゃない」と強く思ってます。
ペットの火葬や自然葬は、過程の中にあることであって決してそれが「仕事のメイン=目的」になってはダメだと思ってます。
火葬や自然葬が仕事の目的では、火葬すれば仕事は終わり。自然葬すれば仕事は終わり。になってしまい他のことに気づきがなくなってしまう。
悲しみの底にいる飼い主さんが、
最愛のペットの死を受け入れ、
そのけじめ・供養をするお手伝い
が、ペット霊園を運営している僕の仕事の本質です。
こんなことをすれば飼い主さんの気持ちが少しは楽になるのかな?、これは喜んでもらえるかな?、もっと飼い主さんにとっていい方法はないのか?といつも考えて実行しています。
だから、「ペットのおはか」では、画一的なことではなく飼い主さんのご希望に沿って柔軟に対応しています。
手向けのお花も最初は「花束」を置いているだけでした。
でも、火葬台に横たわるペットちゃんの周りにお花で囲むように、
囲みやすいように花をカットして「花ボックス」にすると、
ほとんどの飼い主さんが
「花に囲まれた 最後の姿」
を写真に撮られるようになりました。
飼い主さんの最後のお別れがより良いものになるようにピアノ曲のBGMも準備しました。
そのほかにも、いろいろ考えて実施してます。
僕としては、
ペットを亡くして悲しんでいる友人に自分ができる最大限のことをしている、というような気持ちで、このペット霊園の運営を行なっています。
決して老舗のペット霊園ではないですが、
設備も大したことないですが、
「ここで火葬してもらってよかった」と必ず思ってもらえるように、
日々考えて考えて、実行してますので、
今後ともよろしくお願いします!